北海道はすっかり雪景色になり、本格的に雪上jogの季節になってしまいました(T ^ T) イヤダナ…。
でも次のレース「大阪ハーフマラソン」に向けてやる気は満々‼︎今月のメニューを見て
(ちぇー。レース後2週間はゆるゆるメニューだ…)
と思った事はここで暴露しますが、実際はレース後にポイント練習や通常ペースでのjogを走れる体力は全くありませんでした(ー ー;)
レース後はとにかく胃腸の調子が悪く、あまり食事も進まない日が続きました。身体に力も入らなかったので、のんびりjogでなんとか耐え忍んだ1週間。
(前言撤回…σ^_^;メニュー内容すらハード…。なめてました_| ̄|○ゴメンナサイ。笑)
防府読売マラソンから1週間がたった頃、ようやく身体の調子も整い、体幹トレーニングやレジスタンストレーニングを再開できました。
身体も落ち着いた頃、気持ちも落ち着き始めたので改めてレースを冷静に振り返り、今回イーブンペースで走れた要因をいくつか考えてみました。
鬼のセット練
ハシルコトメニューを始めて、一番最初に思ったのは週末のセット練がとにかくエグい‼︎(もっと綺麗な言葉もあるけど、こちらの言い回しの方が伝わると思い「エグい」を採用…笑)
夏は、土曜日にEペース30km走を行い、日曜日には山活へ。とある週末は、土曜日に変化走27kmからの日曜日に小樽ラン50km。
中国地方のハシルコトメンバーさん達が
「ハシルコト北海道の人たちは変態」
と何度も言っていて(そんな事ないわッ‼︎)と全力で心の中で否定していましたが…見事に変態でした(‘ω’)笑
しかし、このセット練こそが今回のレースで終盤ペースを落とさず走れた一つの要因かと思っています。
セット練での効果は様々だと思いますが、私自身、基礎体力が以前より向上したと思います。ある程度疲労が溜まった状態で身体を動かし続けたので身体が順応し、レース後半でもしっかり力を出しきる事が出来たと考えています。
レジスタンストレーニングとプライオメトリクストレーニング
体力向上の他にも筋力向上も要因の一つだと思います。
5月の洞爺湖マラソンの後から少しずつ続けているレジスタンストレーニングや体幹トレーニング。特に大臀筋やハムストリングスの強化は、レース後半、足を接地する際に身体を支える助けになったと思っています。
主に中臀筋に関しては、今まで特に弱い部分だった為、いくら体幹トレーニングを積んで体幹が強化されても接地時にバランスが取れずに腰が落ちたフォームになったり、股関節周辺の痛みや違和感を感じていました。それが、今回はブルガリアンスクワットなどで強化した為、以前より大きなフォームの乱れを感じずに走りきれたと思います。
また、バネのある走りを習得したく開始したプライオメトリクストレーニングは、まだまだ改善点も多いのですが、日々の練習から疲れた脚で行うようにしていました。そのおかげか後半に脚の疲れを感じても接地時間を増やして脚を休めるような事が少なかったので、結果的にピッチも変わらず安定したラップを出すことが出来たと思います。
では、現在はバネをしっかりと使った走りなのか?といえば、まだまだです。今でも疲れてくると接地時間が増えて沈み込むような走りになりがちなので、プライオメトリクストレーニングは、これからもっと力を入れていきたいトレーニングの一つと感じています。
マラソンは気合い&根性→ × 気持ち→ ◯
もっとも今年自分の中で課題だった「ペース管理」(感覚を掴む)をしっかりと出来た事は結果に大きく繋がったと思います。
春の伊達ハーフマラソンでの大撃沈からげんさんには
「ハシル子さんは、マラソンは根性で走れると思っていたんですもんね?(^^)ウヒヒヒヒ笑」
と言われ、私がげんさんにペーサーをしてもらった時には
「速くないですか〜(T ^ T)?」
と、いい加減で失礼な事を言ってげんさんに叱られ…
色々な事がありながらも飛鳥山公園でペース走や変化走でペース感覚を掴んできました。その前までの私の走りはというと…ペース管理が全くできておらず(感覚って何?)という感じσ(^_^;)強いてカッコよく言うならスーパーポジティブスプリット(造語です…笑)
例えば…2年前の苫小牧のハーフマラソンで最初からおかしなペースで走った事により初めてDNFしました。どの位、おかしなペースかというと…その時まだお知り合いになる前のはしモンさん(サブ3ランナー)も同じレースに出ていたようで、そのはしモンさんと最初の1kmを同じペースで走っていたのだから、おかし過ぎるペースでした(ーー;)
このように、去年までの私は、元気なうちに貯金したい!後半は、気合いと根性でなんとかするしかない!と脳筋ランナーでした…σ(^_^;)
そのような経験から今回のレースでは、前半でしっかり自分の中で30km走れるペース感覚で入ることが出来、尚且つ35km以降は、なんとしてもイーブンで走り切りたい‼︎という強い気持ちで走った事が良かったのかと思います。
根性ではどうにもならないのがマラソンだと改めて感じましたが、最後まで強い気持ちを持って走ることはマラソンという競技において非常に大切だと思いました。
課題とまとめ
たくさんの学びがあり、成果を感じたレースでしたが、まだまだ課題も見つかりました。月間走行距離をもう少し伸ばして脚を作ることや基礎体力の更なる向上、ベースのスピードを上げる為のポイント練習の質をあげること。
課題を上げるときりはありませんが、いずれの課題をクリアしていく為には、怪我のしにくい強い身体を作っていく必要がありそうです。
そのためには食事の見直しを改めて行おうと思います。今よりもタンパク質と鉄の多い食事を日常に取り入れ、筋肉の質を良くすることで怪我防止に努める。それから、基礎体力向上の為にクロストレーニングとしてスイムを週1でも良いので入れていきます。
一度にたくさんの事をやろうとすると継続も難しくなるので、まずは上記の2つを実施しながら日々のメニューをこなしていきたいと思います。
今まで成功したと思うレースでの振り返りや反省などはしてこなかったのですが、これからはレース結果の良し悪しに関わらず自分と向き合って次のレースに繋がるようにしていきたいと思いました!
今年も残り1ヶ月を切りましたね。一年経つのは本当に早い‼︎(;´д`)
私は、ハシルコトメニューを始めてもうすぐ1年になりますので1年の振り返りもまた後日できたらと思います☆
コメント
大変興味深い内容でした^_^
私は走行距離をこれ以上がっつり増やすのは難しいので、筋トレについてもっと勉強して改善しようと思ってます
防府のアフターでげんさんにバネを使った走りができていないとご指摘を受けましたので、そこを何とかしたいところです
YASHIIさん、コメントありがとうございます‼︎
私も筋トレに関しては、いまだにどの部位をやるべきか、考えるところはたくさんです。
バネを使った走りについても、習得するまでには時間がかかると思いますが、プライオメトリクストレーニングをコツコツとなのかな?とか…。あとは、坂ダッシュはオススメです♪
勝手に足裏の前の方で接地出来るようになるのでバネに繋がるかなー?と思っております。
お互いこれからも実験しながらノビシロ伸ばしていきましょう!!