10月27日日曜日フードバレーとかちマラソン、出走してきました♪
そして無事
大幅PB更新で幕を閉じました〜\( ˆoˆ )/ ワーイ、パチパチ。
(え?それだけ?タイムはどうだったの?)
と気になる方が少なからずいると信じていますが…
今後ともブログにはタイムの報告はしません‼︎σ(^_^;)
(ちぇー、楽しくねぇー。帰ろー帰ろー)
そう思わずに〜(T . T)笑。
今日は、何故タイムの公開をしないかについてと、レース中の心境などについてお話したいと思います。
「見栄晴子」の爆誕‼︎
話は、少し遡り私が走り始めた頃。
SNSを積極的に活用し、情報収集やラン友さん達との交流を深めていました。
当時もとっても充実していたし、楽しかった。しかし、お友達が増えれば増えるほど見栄っぱりな私は、日々のjogでさえもjogなのか?と思うようなペースで走り、ポイント練習も明らかに自分には合わない設定ペースで走ってSNSで大々的に公開していました。
まぁ、カッコ悪いことに
「見栄 晴子」でした^^;笑
そうやって公開していると、自分がPBを更新しているうちはいいけど、少しでも記録が良くないレースだと、レース中にさえも
(あぁ…みんなに何て報告しようかな…)
という、どうでもよい雑念が発生しました。
そして、去年の別海パイロットマラソンでは
SNSで大々的に
「必ず、サブ◯します!」
と宣言し、自身にプレッシャーをかけ出走。
しかし、そのレースで貧血を発症し、記録は目標に届かず…
一応、レース報告はSNSでしたものの今までが順調だったが故に、私の中では納得のいく報告ではなく、ランニングを辞めてフルコンタクト空手でもやろうかと思ったほどσ^_^;笑
しかし、貧血になり思うように走れない時間で自分は何のために走っているのか?という事を改めて考えるきっかけとなったのです。
(走ることは、みんなに報告する為でもみんなと比べる為でもなく、自分の為なんだ!)
それから、3ヶ月。ハシルコトメニューを始めて初レースとなった板橋Cityマラソンを最後にSNSを辞めました。
そういう経緯で、再度「見栄晴子」が出現し自分の走る意味を見失ったり、プレッシャーに弱い性格なので自ら発信して、走ること自体が嫌いにならない為にブログでも今後、タイムの公開はしない予定です。
ただ、出走した全てのレースについては目標達成出来たのか…出来なかったのか…などの喜びや反省点は自由気ままに書いていきたいと思っております。
自分を「認められる」のは自分だけ
今回のフードバレーマラソンは、本命レースの一つでした。
メニューを始めてやっと、季節ともに気温も良くベストコンディションになるであろうレース。
周りからのプレッシャーに弱い私は、
(防府に向けてまずは、Mペースで行きます)
と仲間にも家族にも話していました。
出発の前日、家族にその話をすると…
「そうやって予防線張ってるけど、このレースに向けてやってきたんだから、来年の自分が超えられないなぁ〜(・・;)と思うくらいのタイムを出しておいで!」
と言われて、50%覚醒。◁何が?(°_°)笑
弱気になっていた私に喝を入れてくれました。
移動日を迎え、げんさんの車でみんなでワイワイ話しつつも、やはり自信がない私。
10月上旬にあった札幌マラソンも序盤はとっても良いペースで走れたものの暑さで後半はヘタれる結果に。
このように、なかなか自分が良かった‼︎と心から思えるレースは去年の洞爺湖からずっとなかったので、不安もひとしお。
そんな中、典子さんが大迫傑選手のお話をしてくださった時。
「私も怪我をして気持ちが変わったんだけど、今の自分も練習が上手くいかない時の自分も認めてあげなきゃなんだよね。自分を認めないと誰が認めてくれるのか?」
(ふ、深イイ………(T . T)
その言葉にとてつもなく感銘を受けました。
今まで、
人と比べて弱い自分ダメー
見栄張って走る自分ダメー
タイムが遅い自分ダメー
(私は、ダメ人間なのか⁇いや、人と比べて頑張っていたし、見栄張ってた時期もあったけど、その時期があるから今があるよね?そして、タイムが遅い、遅いっていうけど………
そんなに遅くないと思う!だって、一応ハシルコトACだもんね♪)
◁無理やりポジティブに(・・;)
と、そんなことを思ったのです。
*ハシルコトAC→年代別100位以内に入っていると貰える称号♪♪\( ˆoˆ )/ ワーイ
上を見ればキリがない、ただ高みを目指すために目標となる人がたくさんいるのはありがたい事。
自分を悲観するために上を見てはいけないなぁ…と改めて思いました。
迎えたレース当日。
緊張もあったけど、少しワクワクしてスタートに立ち一気に集中。
スタート直前ってこんなに周りがガヤガヤしてたかな?と思う位、自分が集中していた気がします。
1〜10km
まずは、げんさんの言うようにMペースのような感覚で入り、突っ込みすぎないように走る。
(あら?意外と息は上がるけど、このペースは指示通りだし、そのまま行ってみよう!)
セカンドウインドがいつもより早めにきた5km付近。
(ここからが抑え時!力を抜いて楽に走ろう)
9kmにある傾斜9%の激坂も慌てず淡々と登り切る。
11〜15km
激坂が終わった後も、少し登り坂はあるけど慌てず淡々と。ただ、10kmを超えてから少しペースアップしても大丈夫だろうと感覚で思い、5〜10秒ペースアップ
(まだ、まだ余裕だ‼︎)
沿道の声援に応える余裕すらあって声を出す。
(これ、2年前に走ったフードバレーと同じ位の楽しい!走り始めた時ってこんなんだったじゃん‼︎)
そんな感情も湧き上がりながら、走りました。
そうしていると徐々に
今まで上手くいかなかったレースや練習、そして、もどかしい思いをしていた自分自身を認めてあげなきゃ、今後走り続けて行くのに誰が私を認めるの?
SNSで他人に認めて貰おうと思っていたあの頃が何だか情けなくなりました…σ(^_^;)
しかし、前の自分があるから今がある!調子の良い時も悪い時も全部、これからは自分の事は自分で認めてあげよう!
と、勝手に感極まり、最終回みたいな感じになっていました(^^;;
(レース展開は、これからなのにぃ〜笑)
12km辺りで折り返しの典子さんとケイさんに出会う。
(怪我明けの典子さん、遠方からお越しのケイさん。二人ともめちゃくちゃ良い笑顔!)
もう一段階ペースアップ!
15km〜ラスト
ほぼTペースになったペースは落ちずにラスト3km。後半は下りなのもあり、スピードは出るもやはり、Tペースまで上げたので呼吸は徐々に苦しくなる。
(苦しいけど、この苦しさは限界の苦しさじゃない!)
そう思うと接地する足にも自然と力が入り、日々の筋トレの効果を実感出来た走りに。
ラスト1km。
とにかく腕を振り、ピッチを速くし、体重は前へ…ポイント練習の時にげんさんから教えてもらった走り方を思い出す。
そんな事を必死で思っていると残り400m?300m?辺りの沿道に
ご本人登場〜‼︎\( ˆoˆ )/ ゲンサーン
(え?私の事見えてないんですかね?笑)
何やら携帯を構えていたのを辞めてそっぽを向いているげんさん。
「げんさーん!」
「……(ビックリした顔) 速っ!ここ曲がればゴールですよ!頑張れ!!」
その言葉で最後の1kmはTペースより10秒も速く走りゴール\( ˆoˆ )/ ワーイ
走り終えた典子さんをすぐに見つけて声をかける。
典子さんも驚いた顔でとっても喜んでくれて…
その顔を見たら何だか突然涙が出た。
そして、2人で泣いてました。゚(゚´ω`゚)゚。
貧血を発症してからずっと心配してくれて、ずっと練習を共にした仲間。
きっと、このもどかしい時間がなかったらこのレースはなかったと思う。
暗黒時代からの脱出成功\( ˆoˆ )/ ワーイ。
PB更新よりもとっても嬉しい感情に満ち溢れた日でした。
これからも、みんなへの感謝や自分を認めながら練習に励んでいきたいと思います!
そして、沿道で見たげんさんのビックリ顔を再度引き出せるような走りを次回の防府読売マラソンでも出来るよう精進していきます☆
おわり。
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