以前ピーキングの1つである「メンタルの準備」についてお話ししましたが、今回は「栄養管理」についてお話したいと思います。
「それこそ、プロじゃないんだし食事制限なんてやらないよ!食べるために走る!走るために食べる!」
そう思う方が多いのも事実ですし、私もそれで良いと思います(^^)
…………おわり。◁え?(*_*)笑。
と、言ってしまっては話が終わってしまうので…
今日は、私が走り始めた頃の話から食事管理を始めたきっかけについてお話していきたいと思います。あくまで私の身体に合ったやり方を見つけ出したというお話なので、万人に共通するものではない事をご理解の上、読み進めて頂けると嬉しいです☆
痩せるために走る!から、走るために食べる!
話は遡り、私がランニングを始めたのは3年前。走り始めた理由は、ダイエットの為でした。細い脚を目指して早朝の公園を10分間だけ走っていました。
以前にもダイエットをした時にランニングをしたのですが、楽しさを感じられず挫折。
しかし、その日は、10分間辛かったはずなのに達成感がとても大きく、そこから少しづつ走る時間が増えていきました。もちろん、ダイエット中ですので夜ご飯は、茹でたもやしと野菜のみ(^^;)
最初は、燃やせるものがたくさんあったようで食事を変えずとも走れていました。しかし、2週間ほど経った時に突然、疲れやすくなり見た目も不健康なほどガリガリになってしまいました。
(走る量も増えたし、もう食事は気にせず食べた方が良さそうだなぁ…)
と、減量の事よりも、いかにたくさん走れるかを考え始めました。
初めてのハンガーノック
食べる内容は変わったものの食べる量はそこまで増やさなかったので、ある日のランニング中に突然、力が抜けて走る事ができなくなりました。
今思えばハンガーノックだったのですが、その時は気付かずにそのまま北海道マラソンの日を迎えました。その日はとても暑く、35km地点からまたもや力が抜けて、手に痺れが出てきたのです。
ちなみに人生2度目のフルマラソンという事で、知識も少なく給水は35kmまで2回とジェルも3つほどしか補給していませんでした(・・;)
今思うと恐ろしすぎるフルマラソンでしたが、後にそれがハンガーノックと知ってからは、レースの前日は特に意識をして食事を多く摂るように心がけました。
レース前の食事
北海道マラソンの苦い経験から栄養学を独学で学びました。
今までのダイエットがいかに身体に良くなかったのか、を学んだと同時に、食事内容を見直す事でランニング中のエネルギー切れが少なくなりました。この先もずっとランニングを楽しむ為の、怪我のしにくい強い身体作りにも必要なことでした。
そして、今年になりハシルコトメンバーと出会い、さらに食事改善に力を入れました。
現在は、糖質は白米と果物からしっかり摂るように気を付けています。糖質と聞くと、太る!とか身体に良くない!と思われがちですが、糖質も種類を選んで食べれば体型を維持しながら効率よく走れるエネルギー源になります。
また、1回で多くの量を食べる事ができなく、胃腸もそこまで強くないので1日4回に分けて食事を摂る事も心がけています。
レース前の今でしたら、あまり意識せずに好きなものを食べますが、揚げ物(天ぷらや唐揚げなど)と生クリームに関しては、依存性が高いものと私自身感じるため、レース前に限らず食べないようにしています。どうしても食べたい時は、レース後にご褒美として食べるなど、メリハリをつけてストレスがかからないように工夫しています(^^)
テーパリング期になると練習量が減るので食べる量も気をつけていきたいですが、体重が500g増えた位は許容範囲にしています。以前、体重を気にしすぎてレース前に食事を減らしたことがありました。しかし、常にお腹が空いた状態で疲れを感じやすくなった経験があるので、ここで太った!と勘違いしないように心がけています。
ある書籍には、身体に取り込まれた食べ物が便として排出されるのは24〜48時間後。また、糖質や塩分を多く摂った場合、身体の水分量が増加している可能性があると記載してあり、1週間の内に暴飲暴食しない限りは500g程度の体重増加は問題ないようです。
自分に合った食事管理を
練習メニューもですが、食事管理や食事内容も自分に合ったやり方が一番だと思います。私も自分に合う食事内容に関しては、まだまだ研究中ですが、栄養学の基本を学びその上で自分の身体に必要なものを摂り入れる事で生活も豊かになったように感じています。
「食事管理」と聞くと制限しなければならないのは嫌だな…などと、マイナスなイメージが多いかもしれませんが、おやつの時間に洋菓子を食べていたのを和菓子に変えるだけでも大きな変化です。また、それをきっかけに食べたことのない和菓子を探すなど、楽しく「食事管理」をしていければストレスも少ないと私は思いました。
どれが正解かは、やってみないと分かりませんが週末の防府読売マラソンに向けての「食事管理」は自分の中でも上手くいってると信じて、本番に挑みたいです!
これで、「テーパリング」「メンタルの準備」「栄養管理」ピーキングはバッチリでしょう…
後は、心穏やかに当日を迎えます(^-^)
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