こんにちは。ハシルコト北海道&沖縄のKeiです。
12月7日(日)に開催されたNAHAマラソンに出走してきました。
NAHAマラソンについて
NAHAマラソンは1985年12月8日に第1回大会が開催され、2020年と2021年は新型コロナウィルス感染症の影響で中止となりましたが、今回が第39回目となる沖縄で最大のランイベントで、沖縄の1年を締めくくる祭典として有名です。
特徴としては、冬の12月開催ではありますが、南国沖縄ということで高温になることが多く、過去の大会ではレース中に30度くらいまで気温が上昇したことも・・・。高低差も結構あるかなりタフなコースで、他の大会ではサブ4など達成していてもNAHAでは達成できないランナーが結構いらっしゃいます。
コースはタフですが、沿道の応援、とりわけ私設エイドの充実ぶりは間違いなく日本一でしょう。私設エイドでは、水、氷、スポーツドリンク、塩分、バナナなどの定番アイテムはもちろん、ステーキ、ケーキ、沖縄そば、アイス、コーラ、ビール、泡盛、ハブ酒、タバコ、牛丼、みそ汁、魚汁、ハンバーガー、たこ焼き、流しそうめん、みかん、黒砂糖、飴、消炎鎮痛スプレー、マッサージ、水道シャワー、かぶり水、カラオケスポットなど多種多様なものが振る舞われることに加え、健気に応援してくれる子どもたちが多いので、と~っても癒されます(沖縄は子どもが多い)。
NAHAマラソンは記録狙いではなく、ファンランとして一度は走って欲しいオススメの大会ですが、ハシルコト読者はおそらくランニングにまじめに取り組むガチランナーが多く、日程的に近接するつくばや青島太平洋などの高速レースに照準を合わせるので期待薄ですね・・・
前日受付

NAHAマラソンは開催前日にゼッケンの交付を受ける必要があるため、受付会場である沖縄県立武道館へGO!ゼッケン事前送付型の前日受付不要なレースが増えてきており、NAHAマラソンもそうなって欲しいのですが、受付会場付近でのエキスポの賑わいを見ると、エキスポに出展する企業との関係でそれが難しいのではと想像します(あくまで個人的な推測)。
これまで何度もエントリーしていますが、毎回ゼッケンの交付を受けた後は早々に会場を後にしており、今回もさっさと帰宅してピアノの練習をするつもりでした。
しかしエキスポ会場に目を向けると、ゼビオの特設店舗にとても多くの人が群がっていることに気づく。何事かと覗いてみると、ランニングに関する各種アイテム(補給食、キャップ、ウェストポーチ、ウェア、パンツ、タイツ、ソックス、サングラス、ランニングウォッチ、シューズなど)が販売されていて、店員曰く、実店舗よりも値引率が高いとのこと。
中でもシューズコーナーには多くの人だかり。シューズコーナーでは、NIKE、ASICS、ADIDAS、PUMA、NEWBALANCEの5ブランドが販売されていました。普段愛用しているASICSシューズの値段を確認したところ、少々安いレベルでしたが、ADIDAS、PUMA、NEWBALANCEが安いとの声が聞こえたので、いろいろ試し履きしてみることに。結果、ADIDASのアディゼロEvo SL(税込み15,290円)とNEWBALANCEのFuelCell Rebel v5(税込み10,989円)が良い感じだったので購入することに。ゼッケン引換券に同封されていたクーポンを使用すると総額からさらに10%オフとなりました。
ラン前日のエキスポでシューズを購入するなんて夢にも思っていませんでしたが、2足も購入してしまった。こうして私もシューズ沼にはまっていくのか・・・。
カーボンシューズが欲しかったのですが、男性用で販売されていたのはASICSのマジックスピード4とPUMAのディヴィエイトニトロエリート3の2種類だったと記憶。マジスピ4は今回のレースのために1か月ほど前に調達済みのため、ニトロエリート3を試し履きしてみたところ、横幅がタイトに感じたのでワイドがないか探してみましたが、残念ながら無かったので断念。ちなみにニトロエリート3の値段はEvo SLと同じ税込み15,290円でしたが、クーポン使うと13,000円台になるので安いんだよね?
特設店舗で予期せぬ時間とお金を費やしてしまいましたが、買い物が億劫&苦手なのでとても助かった!
レース当日、いざ出陣!
いよいよ当日。「目標は高く!」ということで、以下のとおり設定。
金:PB(3時間29分06秒グロス)更新
銀:コースベスト(3時間47分44秒)更新
銅:サブ4
車で会場近くの駐車場に向かう。朝7時22分時点で車の温度計表示は19℃。最もパフォーマンスを発揮できる気温が5℃前後の私にとってはあまりにも暑い。しかも雲はほぼなく快晴で、太陽光が眩しく結構厳しい気象条件になるのは容易に想像できる。高温と直射日光にめっぽう弱いので、この時点で戦意喪失し、PB更新は無理と判断(早っ)。目標を以下のとおり下方修正することとしました。
金:コースベスト更新
銀:サブ4
銅:ファンランとして私設エイドのグルメを爆食しながら楽しく完走

会場到着~スタート
午前7時45分頃にスタート地点である那覇市の奥武山公園に到着。
沖縄県民でおそらく知らない人はいないと思われる「リアルまもる君」を発見したので記念撮影。リアルまもる君は沖縄県内で開催されるランニング大会を中心とした各種イベントに多数出動している沖縄ランニング界のインフルエンサーで、ご自身のサイトで多数の画像や動画とともにレースレポをアップしています。沖縄県内で開催されるランイベントに興味がある方は、「リアルまもる君」で検索し、彼のサイトを訪問すればきっと参考になりますよー。

その後8時10分頃にスタート地点に整列。陸連登録者は優遇されるため、今回は最前方のAブロックからのスタートです。陸連登録者は申告タイムにより、AまたはBブロックからのスタートとなるようです。いやー、本当にありがたい。
整列後、ちばりよ~RCのしばさんを見かけたので声を掛けてしばらく談笑。彼は2週間前のつくばにも参戦したとのこと。いや~タフガイだ。最前列には同じくちばりよ~RCのケンちゃんも見かけましたが、既に戦闘モードだったため声掛けられませんでした。
そうこうしているうちに8時30分になり、係員に誘導されてスタート地点の明治橋まで移動します。
スタート地点では毎年沖縄出身の著名人がゲストスターターとして号砲の鐘を鳴らし、ランナーにエールを送ります(NAHAマラソンの号砲はピストルではなく、琉球王国時代の「万国津梁の鐘」を鳴らす)。
これまでスターターとして女優の国仲涼子さん、プロゴルファー(当時)の宮里藍さん、ボクシング元WBA世界ライトフライ級チャンピオンの具志堅用高さん、お笑い芸人のガレッジセールのお二方など豪華な面々が起用されていますが、今年は沖縄が生んだ大女優の仲間由紀恵さんでした。 整列場所から写真撮ってみましたが、スマホカメラのスペック不足で不鮮明な写真しか撮れませんでした・・・。スタート後近くで写真撮ろうと思ったけど、周囲はガチと思われるランナー方が多く、スピード落とすと危険と思い断念。間近でお目にかかることは二度とないことを考えると残念だー。

スタート~5km
Aブロックからのスタートだったので渋滞もなくスムーズでした。スタート直後から平坦が続くのでスピード違反しやすいですが、ここはぐっと我慢。タイムをなるべく意識せずに体調に合わせた無理のないペースで巡航。
スタート後しばらくすると国際通りに突入し、突入直後の左側にステーキエイドが今年も!栄養補給したい気持ちを抑えて進む。 これまで何度か出走していますが、ランナーも沿道も仮装者が多くお祭り状態。国際通りを右折すると、沖縄猛虎会のみなさま、ダースベイダー軍団が今回もお出迎え。ひめゆり通りの与儀公園付近では魔人ブウからの応援を受ける。沿道で盛り上げてくださる方々本当にありがたく感謝です。
5km~10km
引き続き比較的平坦が続きます。
約7キロ地点にNAHAマラソンでおなじみのスポットがあります。私設ステージ上で西城秀樹の「ヤングマン」を熱唱するおじさんがおり、サビ部分の「Y・M・C・A」の歌声に合わせ、多くのランナーがお馴染みの振りをしながら走り抜ける意味不明だけどすっかり定着してしまった有名スポットです。
余計なことはせずに走りに専念する予定でしたが、周囲のランナーにつられてついやってしまった・・・。YMCAの歌詞の合間に「無駄な体力ありがとう~!!」と連呼します。
いやホント無駄にHP削られちまったよ・・・。ドラゴンクエストで例えると、喰らう必要のなかったギラの呪文を喰らったといったところ。

8キロ付近の洋菓子店前で振る舞われるロールケーキの写真を撮ろうとスマホを取り出しましたが、到着が早過ぎたのか提供準備中でした・・・。遅過ぎるとエイドにありつけず、また早過ぎても提供開始前だったりするので悩ましい。
しぶしぶスマホをポケットにしまいましたが、ポケットにうまく収納されなかったようで落としてしまう・・。幸いにも後方は渋滞しておらず、踏まれることなく無事回収できました。いや~危なかった(汗)。
10km~15km
スタート以降ずっと快晴が続いています。雲は太陽のはるか下の部分にあるため、当分の間直射日光を浴びそうな予感。気温もぐんぐん上昇して暑い!
10キロあたりから上昇基調になり、最初の難所がやってきます。ゆるやかな傾斜から結構きつい傾斜となる坂道が2キロほど続きますが、多くのランナーが歩き始めるスポットです。
12キロ付近の坂道頂上から200メートルほどの場所に沖縄での住み家があるのですが、あまりに暑いので
「このままDNFして家に帰っちゃってビールでも飲もうかな~音符音符」
という衝動に駆られる。それだと以降のレースレポを書けなくなってしまうのでぐっとこらえ、走り続ける。 12キロ~14キロ地点は知り合いが多いのでつい格好つけて高速で走ってしまいます。
15km~20km
サトウキビ畑が広がるのどかな農村地域を走ります。
沿道に2歳くらいの女の子がいて、つたない発音で
「しおおじぎりいかがれすかー」
とニコニコしながらラップに包まれた塩おにぎりを持った小さな手を健気にランナー差し出す。
その姿があまりにもかわいくて、周囲にいたランナー口をそろえて
「かわいいー!!!(はあと)」
いや、ホントにかわいくて超絶元気をもらいました。お嬢ちゃんありがとう!
16~17キロ付近に鉄腕アトムの歌を熱唱するバンドが今回もいたー!その後NAHAマラソン最大の難所である通称「仲座の坂」がやってきます。この急坂は多くのランナーの体力と精神力をへし折ります。ここは無理せずにキロ6分以下までぐっとペースを落として巡航。坂の途中でハイサイおじさんを熱唱するバンドが急坂で苦しむランナーを鼓舞する。沿道の多くの方々に応援していただき本当に感謝。
気が付いたら太陽が雲に隠れて曇り空になっていました。体感温度がぐっと下がるのでありがたい。
20km~25km
20キロ地点通過後は中間地点付近まで急な下り坂となります。中間地点の200メートルほど先の平和祈念公園内に第1制限地点があり、午後12時15分以降は通過できなくなります。制限時間になると地元高校の屈強な野球部員の大集団が人間の鎖となり、ランナーの通過を全力で阻止します。人間の鎖を通過できずに呆然とするランナーにとっては気の毒ですが、この状況は新聞やテレビで報道され、その光景は何だかほほえましいものがあります。
制限地点通過後は小刻みなアップダウンがあるものの、全体的に下降基調が続きます。
22キロ付近で海が見えるスポットがありますが、沖合しか見えないので「普通の海」です。
スピードを上げたくなるところですが、終盤に足を残すために暴走は禁物。「後半は30キロから」と言い聞かせてギアを1段階だけあげて巡航すると、横からゼッケン番号15000番台Jブロックスタートの若者が猛スピードで追い越していく。スタート渋滞から無理やり追い越しを繰り返してここまで辿り着いたのは間違いない。その若者は時計をしていなかったので、ちょっと前を走るランナーに時間を尋ねていた。
ランナー「このままのペースでいけば3時間40分くらいでゴールできるよ。」
若者「あざーっす!」
スピードを緩めるどころかさらに加速し若者はどんどん前へと進んでいくが、私が初マラソンを走った時、まさに同じような走りをして25キロ以降に大撃沈した苦い記憶を思い出した。そして思わず心の中でつぶやく。
『フフフ、行ってらっしゃい! だけど後でちゃんと抜き返してあげるから』
20キロ付近までは楽なペースで進んだため、スタートからどんどん順位を落としましたが、20キロ以降は一転してどんどん追い越すことができたため気分爽快。
25km~30km
25キロひめゆりの塔付近で「沖縄そば」が振る舞われる有名スポットがありますが、今回は見当たらず。まだ準備中だったのか、それとももう止めてしまったのか。
その後も下降基調が続きますが、先ほど猛スピードで進んでいった若者が失速してどんどん距離が縮まる。気の毒だけど足が売り切れた模様。宣言どおり抜き返しにかかります。しかも圧倒的に。追い抜く際に苦しそうな若者の顔を横目で見てつぶやく。
『ザクとは違うのだよ、ザクとは』
若者がその後どういう結果だったのか承知していませんが、私の初マラソン時と同様に撃沈して5時間超えのタイムでゴールしたのではと推測。ただ、Jブロックからのスタートにもかかわらず23キロ付近で私を抜いたのでかなりの走力があるのは間違いない。今回の結果がトラウマにならず、フルマラソンに挑戦し続けてもらえると嬉しいなー。
27キロ付近では、東シナ海のきれいな海が見られる絶景スポットがあります。せっかくなので写真撮影をと足を止めましたが、ポケットからなかなかスマホを取り出せず・・・。取り出した後も画面ロック解除に手間取る。ようやくきれいな海の写真を数枚撮り、スマホをポケットに確実に収納して再び走り出すまでにおそらく30秒ほど費やす。

農村地域を抜け糸満市の市街地に入り、沿道の応援が増えてにぎやかになり元気をもらえます。この時点で足は軽くはないが、売り切れてはいない。30キロの壁、どうか発動しませんように・・・。
30km~35km
糸満街道に入り、北向けの平坦かつ直線コースとなります。強い北風が吹くことが多く、向かい風がランナーの体力を容赦なく奪うエリアです。今年はやや東寄りの風でしたが、それなりの強風だったので結構しんどい・・・。コースはこれまでの下りから平坦になるので失速しないように1段階ギアを上げる。足は売り切れていないが、呼吸が苦しくなっていく・・・。
20キロ手前以降たまに太陽が顔を出すことがありましたが、大半は雲に隠れている状態が続いているのでありがたい。体感気温は23~24℃といったところ。
33キロ付近では、吉野家の牛丼が振る舞われるのが恒例ですが、今回も牛丼キター!!!大好物なので超絶食べたかったのですが、リズムを崩したくなかったのでぐっと我慢してスルーします。
このエリアは暑さにやられて足がつり、道路脇や歩道上で立ち止まったり座り込むランナーが多いのですが、今年も多くのランナーが苦しんでいる・・・。見た感じサブ3くらいの走力がありそうなランナーの姿も・・・。涼しい環境で練習してきた沖縄県外から来たランナーにとってはこの暑さは体に堪えることでしょう。
35km~40km
糸満街道が終了し、名嘉地交差点を左折して小禄バイパスに入ります。1キロちょっとの短い距離ですが、進行方向が西向きとなり追い風になるので、もう一段階ギアをアップ。この辺りまで来ると足が売り切れたランナーが多数・・・。呼吸はさらに苦しくなったものの、足はまだ残っているので調子に乗ってどんどん順位を上げる。苦しんでいるランナーを横目に突っ走るのは申し訳ないと思いつつもキモチイイ。
その後進路がまた北向きになり、再び向かい風が・・・。かなり苦しいが、ここは歯を食いしばって何とかスピード維持に集中する。
39キロ付近にコーラを提供する私設エイドがあったのでありがたくいただく。一気に喉の奥に流し込むと、想像以上に炭酸が強く、むせてしまった・・・。
『しまった、しくじった』
むせて呼吸が乱れ、ペースがどんどん落ちていく。
その後赤嶺交差点を右折すると、進行方向が東向きとなり強烈な向かい風が吹き付ける。加えて上り坂ということでガーミンを見るとキロ6分を下回るペースまで落ち込む。
『マズい、俺はこのままズルズルと落ち込んでしまうのか・・・』
40キロ手前でヘロヘロ状態となってしまった・・・。
40km~ラスト
コーラを飲んでむせてしまった結果、多くのランナーにどんどん抜かれてしまった。
失速したまま終わりたくない。こうなったらアレを使うしかない。
呼吸を何とか整え、40キロ付近の下りになるタイミングで発動した。
『界・王・拳!!!』
一気にブーストしてスピードに乗り、先ほど抜かれてしまったランナーを次々と抜き返す。呼吸はMAXに苦しいが、どんどん順位を上げる爽快感に頭が支配される。
その後ペースを落とすことなく、奥武山公園内のボランティアスタッフとのハイタッチを忘れずにゴールゲートをくぐり抜けることができました。
タイムはグロスで3時間33分50秒。あと17秒早ければ33333のゾロ目だったのでもう少し頑張ればよかった・・・。
今回の結果ですが、下方修正後の目標では「金」、下方修正前の目標でも「銀」ということでよく頑張ったかなと。
他の大会では好記録が出せてもNAHAでは思ったほどの記録が出せないランナーが多いので、難コースであるのは間違いないと思われます。
2019年の神戸マラソンで出したPBよりも今回のタイムのほうが価値が高いと信じたい。
『余は満足じゃ!』

今回レースの総括
<良かった点>
・ほぼイーブンペースで前半よりも後半のほうが5分近く早かった
・スタート時快晴だったが、20キロ手前から曇りとなり気象条件が好転した
・私設エイドでの食べ物の誘惑に負けず走り続けた
・ラストまで足が残っていた
<反省点>
・YMCAで無駄な体力を消費した
・スマホを落として少々タイムロスした
・海の写真を撮る際、スマホ操作に手間取りタイムロスした
・コーラ補給に難があり、ペースを乱してしまった
ゴール後
完走証→メダル→給水と進む。
完走証が発行されるのは率直に嬉しい(記録は公式タイム(グロス)と参考タイム(ネット)のみの表示)。他の大会はコロナ禍を経て自分でダウンロードする方式が主流となっているが、ダウンロードするのが面倒で、完走証を出力しないままの大会が多数ある。中間点や5キロ(もしくは10キロ)毎の通過タイム、ネットタイム、欲を言えばラップタイムも表示されているとなお良いけど、紙の完走証を発行してくれるだけマシかな。

ゴール後の給水ですが、たどり着くまで意外に時間を要するのと、紙コップに注ぐ方式となっているのを何とか改めることできないものだろうか。おかわりできるので大量に飲む人にとってはメリットかもしれないけど、暑さを乗り越えヘロヘロ状態、中には脱水状態でゴールするランナーもいるので、安全・安心の観点からもゴール直後に個々のペースで飲むことができるペットボトルを配って欲しいものです。(過去に何度か事務局に要望したものの、全く意に介していない模様)
給水後、スポンサーであるANAのブースに行き、完走タイムをデジタル表示させて整備士さん2名とともに写真撮影。このように写真撮影するのは初めて。

写真撮影してもらうまでに5分程度並んで待つ必要があったのですが、やはり完走直後なので辛そうに順番を待つランナーが複数いました。そしてふと気づく。
『あれ、全然しんどくないぞ』
試しに膝の屈伸運動をしてみると普通にできる。足もまだまだ残っており、Eペースならあと10キロは余裕で走れそうな感じ。飛鳥山での30キロや21キロの練習後よりもしんどくない・・・どういうこと??
ガーミンのログを見てみると平均心拍数が148で、想定よりはるかに低い。余裕過ぎたのかなと考えたものの、30キロ以降は歯を食いしばって必死に走っていた。前半遅すぎたのかなとも思いましたが、前半スピード上げていたら、後半は間違いなく失速していただろうし・・・。
いろいろ考えてみたものの、理由はよく分からず。
今回のNAHAマラソンですが、完走率は70.45%とのこと。高低差があるタフなコースで気温が高いのもありますが、ほとんど練習せずにノリとお祭り気分で出走するある意味ツワモノが一定数いるのもこの数字に表れていると思います。
今回も沿道の多くの方々から応援いただき感謝しかありませんが、コロナ禍以前と比べると、数がかなり減ったと感じました。今後出走しない際は、この素晴らしい大会が今後も続くよう沿道で応援しようと思いました。
帰宅の運転時、クラッチを踏み込んだ瞬間に左足がつらないか心配していましたが、何の問題もありませんでした。ヨカッター。
以上、長文となりましたがNAHAマラソンレポートでした。
次回は私設エイドが提供するグルメを満喫しながらファンランで出場したい!


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