第76回 ハシルコト・ちばりよ~合同練習会!

活動の様子

10月11日(土)、週末のロング走練習会を、ちばりよ~RCと合同練習会として実施しました!

別海町パイロットマラソンが終わり、いよいよ11月のフードバレーとかちハーフマラソンや、つくばマラソンに向けて”仕上げ”をしていく大事な10月の週末練習会。

私(げん)も先週(札幌マラソン)・先々週(旭川ハーフ)とハーフ2連戦を終え、いよいよ質を高めていくロング走+セット練を毎週実施していく計画です。

今回、私はモデレートとなるキロ4での30km走を目指し、はしモンさん・ちばりよ~メンバー2人と共に4人でやりました。


【げん】

「走り始めは余裕だったけど、何だか身体が重くて15kmくらいまで少しキツめ。

そこから楽になってきたけど、25kmで脚がダメになってペースダウン。

これまで色々とシューズを履いてきたけど、最近のカーボンシューズば反発が強すぎて脚が本当にもたない。

ヴェイパー4%やN%くらいまでは大丈夫だったけど、その後のカーボンシューズは、いくらロング走を重ねても脚がダメになる。

先日の旭川ハーフで使ったファストアール・ニトロエリート2も、15kmくらいで脚が少し張ってきたしなー。

言うまでもなく、昨年12月に走った防府(リベプロ3)や、2025年の東京(リベプロ3)もイマイチだった。(端的に言えば撃沈)

リベプロで言えば”2″は、びわ湖でイーブンペースを刻んでPBとほぼ同じタイムで走れているので、2までは何とかいけるのかな。

どちらにしても、つくばは”ノンカーボン”で挑もうと思う。

その候補は…

「ADIZERO TAKUMI SEN 11」

他にも候補はあったけど、ダメだった時のリセールバリューが高いので、とりあえずステップスポーツで2万円くらいのタクミセン11をゲットしました😅

ダメでもすぐにメルカリ出せば、2万近くで売れるしねー。

いくら練習しても25km〜30kmまでで脚の力を全て持っていかれてしまうカーボンシューズは、もうこりごりだよ😓

脚が42kmまで持つギリギリの出力まで落とすイメージで、色々試してみようかと思います。」

30km 1時間58分15秒(3’56/km)


【はしモンさん】

「今日はちばりよ〜RCとの合同練習会
単独だと厳しいキロ4での30キロ走をげんさんとちばりよのお2人、計4人でスタート♪
別海町パイロットマラソンのすぐ後なので無理しない範囲で行けるところまで。
15キロくらいで皆さんエンジンがかかり355付近から更にペースを上げたので勿体無いけど離脱を選択しました。その後は単独となりますがキロ4は維持してなんとか完遂!大会が今日みたいに気温が低かったら良かったのにと思いながら良い練習ができた要因を振り返ると、、

まず今日は無補給だと確実に潰れてたので大会で余ったジェルをお守り代わりに持って走ったのが⚪︎。10キロで摂取してギリギリ脳を騙すことができた。途中、ちばりよ後藤さんから給水のサポートをしていただいてこれも非常にありがたかったです。

ペースについては屈強なメンバーと一緒に走らせていただいたのでなんとか頑張れました。ペースアップしたときは冷静にキロ4巡航を意識できました。

そしてシューズ。ノンカーボンで軽くてオールラウンドに使えるアシックスのエボライドスピード3を初めて投入。程よい硬さのクッションでこれもマッチしてました。
最後は余裕なかったけど350まで上げられたので良い練習になりました!

明日は張碓往復だー
つくばまで少し無理するぞー」

30km 1時間58分32秒(3’57/km)

続いて、みかんさん・のりこさん・たむちゃん・あつしさん・モーリー、5人の集団走となった4’30/km組!


【みかんさん】

「ちばりよさんと合同練習会‼︎
水用意してくれたり、手渡してくれたりと至れり尽くせり、ありがとうございました🙇

別海のダメージがまだ抜けないので、2時間くらいjogしようと思ったけど、アップで脚が軽かったのでいけるとこまでいこうと430チームに混ざってスタート💨
最初は意外と余裕あったので25㎞くらいまでいこうと思ったけど、15㎞過ぎて股関節ちょっと痛い、脚重い、軽い吐き気、息上がる状態になり明日の3時間峠走あるので、無理せず20㎞でやめることを決意🫡
残り5㎞はとにかく脚回すことだけ考えてなんとかペース維持した💦
脚より胃のダメージがまだ残ってる感じなので、ゆっくり脚作っていこうと思います。」

20km 1時間29分36秒(4’29/km)


【のりこさん】

「最近のロング走の不調がなんとなく明らかに

そこを修正してみてさあどうなるか
とりあえず本番前に気づいて良かった
明日のセット練がんばろー

👟ディビエイトニトロエリート3」

19km 1時間25分38秒(4’30/km)


【たむちゃん】

30km 2時間13分06秒(4’26/km)


【あつしさん】

「ちばりよ~ハシルコト合同練習的な感じで30km。
前半は信頼と安心ののりこさんが安定した4’30/kmペースを刻んでくれ、20km以降はたむさんについて何とか4’20台のペースで走り切れ、感謝感謝です。」

30km 2時間13分08秒(4’25/km)


【もーりー】

30km 2時間09分39秒(4’19/km)

げん記載:八雲町から来てくれている”もーりー”はこの日、初めてカーボンシューズ(adios pro4)を履いて、5km・10km・ハーフ(初サブ90で通過)・30kmと、全てベストのタイムで走破。

成長が著し過ぎて、理解が追いつかないです(笑)

引き続きキロ5グループの、ぱぐおさん・じろーちゃん!


【ぱぐおさん】

「練習会の週末ロングは今回ちばりよさんと合同で実施
自分はジローちゃんとご一緒でキロ5でスタート!
序盤10k程はいろいろおしゃべりしながらゆっくりと
中盤は二人とも自然と10〜15秒ほど早くなるも、涼しいので先週の別海に比べたら全然楽!
ハーフを過ぎてからどうせなのでもう少しビルドアップしようとペースアップするも、最後はさすがに脚が重くなってきたのでちょっと垂れて終了。
ジローちゃん一緒にやってくれてありがとう!」

30km 2時間25分08秒(4’50/km)


【ジローちゃん】

「今日はロング走30km ハシルコトとちばりよ〜と合同練習✨ 私はぱぐおさんとkm5ペース✊ 基本5分切るペースで走る🏃‍➡️ 終盤でぱぐおさんがスイッチ入り加速💨 100mぐらい離されてしまったが、 何とか距離をキープし、 平均ペース4:51で30km終了。 多分30km自己ベストです👍 靴はスーパーブラスト2👟 万能シューズ🤗」

30km 2時間25分48秒(4’51/km)


今回の雑感

暑い夏が終わって気温が下がり、徐々に開催されるレースが増えてきましたねー。

春のレースが終わって基礎構築から積み上げてきて苦しい思いを幾度となくしてきたにも関わらず、自分が”勝負!”と思って準備してきたレースで結果が伴わないと、本当に残念な気持ちになります。

仲間がいれば別ですが1人で走っている状況だと、もしかしたらモチベーションが下がってしまって、その後の練習継続に悪影響が出てしまうこともありますよね。

勝負レースのために積み重ねてきた努力が”無”になることはない(先には繋がる)けど、直近のレースで目指してきた記録に全く届かず、苦しむだけのレースになってしまうのは避けたいところ。

そのために忘れないように心に刻んでおくべきことを、いくつか。

1.大会の選び方

道内・道外に数多くの大会がありますが、どのレースを本命にするかによって、その運命(要するにフィニッシュタイム^^;)は大きく変わります。

例えばお友達が

「この大会は、フラットで走りやすいよ!タイム出るよ!」

って言っても意外にアップダウンがあって思ったコースと印象が違った、脚がヤラれた、なんてこともありますし、気温が高くなってタイムを狙うどころではなくなり、暑さで苦しみ抜くリスクを孕(はら)んでいることもあります。

あるいは”モチベーション”の大小によってやる気が大きく変わるランナーであれば、大会規模が小さくで盛り上がりに欠ける大会だったり、沿道の応援が少なくて道中のモチベーションが保ちにくかったりすることもあるでしょう。

良かれと思って紹介してくれた友人は暑さやアップダウンに比較的強くて、沿道に観客がいなくてもさほど走りに影響しない(デメリットに感じない)からこそ、悪気はなく勧めてくれているのかもしれません。

かく言う私もサブ3.5を狙うレースとして選んだ”能登和倉万葉の里マラソン”という大会、友人から

「アップダウンが意外とリズムを取りやすくて良いよ!気温もバッチリだし!」

と言われて出場したものの10個も激しい坂があって、今だったらタイムを狙うためなんかに絶対に選ばない、地獄のコースでした(笑)

その後も

「別海はフラットで走りやすいよ!」→「意外とアップダウンある&気温25℃で地獄」

「びわ湖はタイム出るよ!」→「寒すぎ&”比良おろし”と呼ばれる横風・向かい風が鬼」

「熊本トライアルマラソン、2月だけど熊本だから気温は比較的温暖だし、コースも大丈夫!」→九州なのに雪が降って極寒&アップダウンだらけの極悪コース

などなど、騙された期待していた大会と違ったことが何度もあります^^;

全てのレースに共通することは、

いけちゃう人は普通にいけちゃって、タイムも出せる

というところで、自分が弱かったというか適応出来なかったというか、単純にそういうランナータイプだったってこと。

なので、まずは自分を知ること。

気温は何℃までならOKなのか、アップダウンは多少あった方が良いのかフラットな方が良いのか、風はどうか、折り返しは何ヶ所あってストレスにならない範囲か、給水はどうか、札幌マラソンみたいな大会だと大変だ^^;などなど…

暑いのが苦手なら絶対に、何があっても20℃以上にならないレースしか選ばないこと。(気温が低い年ならいける!みたいな、ワンチャンに賭けないw 別海や板橋cityとかですね)

アップダウンや風が苦手なら、こういう記事を参考にしてアップダウンの少ない数値のレース&風が吹かないレースを選ぶ。(早く続き書かなきゃ^^;)

そんな感じで、自分にとって絶対に譲れない(20℃以上になる”可能性”のあるレースを排除するなど)部分を知っておいて、適切なレース選びをしてください。

特にフルマラソンのレース間隔を3ヶ月以上あけないと身体が完全に元通りにならない(2ヶ月後とかに出ても終盤に芯のダメージが出てきて失速する)ようなランナーは(私もですが笑)、

(秋はどちらかのレースで良い記録を出したいな)

と、欲張らないこと。

どちらもダメだった~(TдT)1つのレースに全ての力を注げば良かった、となりかねませんので要注意です。

2.フルマラソンに挑むにあたって、やってはいけないことをしない

これはハシルコトの本体の記事に掲載がありますが、ぶっつけ本番でシューズやウェア、補給食などを使ったり、レース前日に整体やマッサージをしない、レース当日に歩き回らない、などですね。

こうやって記事を書いておきながら、2024年の防府読売マラソンでは、当時発売されたばかりの”ウェーブリベリオンプロ3″をぶっつけ本番で使って、その強烈な反発力に脚が僅か15kmで崩壊させられたことは、記憶に新しいです(ほんとバカですよね笑)。

そんな馬鹿な様子を今一度見て笑いたい素晴らしい教訓を改めて学びたい方は、以下のリンクからw

3.練習のロング走で脚がダメになる原因を確定させておく

練習のロング走でペースダウンしたり、最後までやり切れなかったり、満足のいかなかった場合に”何でだろう”と考えて、それを確定する作業は意外と難しいです。

なぜなら。

何があっても”練習不足”や”ロング走不足”、あるいは”疲労がたまっているからかな”とか”ハンガーノックになっちゃったかな”と感じがちだからです。

もちろんそういう場合も多々ありますが、本当の原因は何だったのかは”精査”する必要があると感じます。

特に最近はカーボンシューズの性能が向上し”過ぎている”感があり、NIKEが隆盛を誇っていた(ヴェイパーフライやアルファフライを皆が使っていた)時代には無かった、カーボンの強烈過ぎる反発に脚が20km~30kmで耐えられなくなり、本来であればフルマラソンをイーブンで走り通せるランナーが為す術(すべ)なく撃沈してしまう事例が(私を含めて)多々見受けられます。

この事例のやっかいなところは、脚が出来ていなくて”棒”になってるのか、カーボンにやられて”棒”になってるのか、イマイチ分かりづらいところ^^;

これは実際に練習のロングで使い分けてみてどうなのかを感じたり、練習の内容を調べてみると良いかと思います。

のりこさんは

10/11(土)30km予定→19km撃沈 ディビエイトニトロエリート3(カーボン)

9/27(土)30km予定→30km走破(4’42/km) EvoSL(ノンカーボン)

9/20(土)30km予定→20km撃沈(4’33/km) ディビエイトニトロエリート3(カーボン)

9/14(日)30km予定→21km撃沈(4’47/km) ディビエイトニトロエリート3(カーボン)

Garminログでは「30km絶対にいく!」と決意をしつつも、カーボンを使っている日は腰や臀部の痛み、あるいは脚がダメになって終了という日ばかりで、EvoSLを使った日は最後まで良い走りが出来ていました。

撃沈した日の日記では

・まだ体がフル使用になっていないのかな

・ペースに対する感覚は悪くなかったので、あとは距離耐性かな

と、やはりカーボンが悪い影響を及ぼしているとは中々気付きにくく、走り込み不足で撃沈しているという感覚です。

また、ぱぐおさんもノンカーボンで実施する練習でのロング走は非常に良い走りを見せてくれますし、ノンカーボンのEvoSLで挑んだ静岡では快走出来ましたが、メタスピードエッジパリで挑んだ洞爺湖や別海は足裏が痛くなったり攣ったりで、なかなか思うようなレース終盤を迎えられませんでした。

かく言う私も、2024年防府読売マラソンではリベプロ3で15kmで撃沈(早過ぎやろw)、2025年東京でもハーフくらいで撃沈してその後はキロ4オーバーになり、何とか耐えて耐えて2時間49分台だったものの、ここ数レースは全くイーブンを刻めなくなっており、これではPBなんて夢のまた夢だなーと感じてしまっています。

「鍛えれば何とかなるはず!」

と思って積極的にカーボンシューズを使って鍛えてきたつもりでしたが、先日10月11日(土)のロングで、もう諦めました^^;(以下、前述の日記から再び)

「いくら練習しても25km〜30kmまでで脚の力を全て持っていかれてしまうカーボンシューズは、もうこりごりだよ😓」

かつてと比べてシューズ選びの難易度が、格段に増しているように感じます。

脚がダメになってペースダウンしても

「これは鍛え方が足りないからだ、練習あるのみ」

と、ハシルコトが好きな真面目な私たち市民ランナーは”自らのせいである”と思いがちですが、たまには道具のせいにしてみるのが、意外と正解かもしれません^^;

フードバレーやつくばに向けて日数は少なくなってきましたが、レース当日に練習の成果が発揮出来るよう、色々と考えながら準備していきましょうーー!!

この記事を書いた人
ハシルコト げん

ハシルコト北海道の代表・げんです!

ハシルコト本体のサイトとは少し違うテイストで、北海道チームの事や個人的に感じたことなどを記事にしていけたら良いな~と思っています!

メンバー達の日記ともども、よろしくお願いしますm(_ _)m

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